マイホーム購入のトリセツ

元ハウスメーカー営業のひとりごと

まずは、ハウスメーカー大手8社!!

『仕事でも、遊びでも、リスクを冒せ!!』

 

ハウスメーカー大手8社とは、どこなのか?

木造住友林業三井ホームミサワホーム

鉄骨積水ハウス大和ハウスヘーベルハウスセキスイハイムパナホーム

この8社が、ハウスメーカー代表です。

 

まずは、木造の3社ですが、ひとえに木造といっても木造の中でも構造が異なります。

住友林業:木造軸組み工法

三井ホーム:2×4工法

ミサワホーム:パネル工法

こうなってくると何が何だか分からなくなると思います。

細かい説明をしても何が良くて、何が悪いか理解できる人の方が少ないでしょう。

 

ここからは、個人的な意見です。ご参考にしてみて下さい。

1、住友林業

唯一、鉄骨に対抗できる工法を持っている会社だと思います。

TVCMでもおなじみのビッグフレーム工法です。(横綱白鵬のやつです、、)

また、木造ではイメージもピカイチの会社です。

企業としても世界をまたにかける木材建材商社、山林会社という特徴をもつ会社です。

営業も木に関しての知識は一番持ってます。

ただ、昔ながらの軸組工法を主軸としている住友林業ですが、

他の工務店も同じ建て方が出来ます。

よく言われるのが、構造材料に住友林業の印が付けられるだけで1000万円上がる。

ただ、これは、会社としての安心や保証に金額だとも考えられます。

木造の中では、一番お勧めだと思います。

・・・ちなみにコストを下げるために2×4工法を使用する場合もあります。

2.三井ホーム

2×4工法の代名詞といってもいい会社です!

三井ホームは、医院などの建築数が多いので、坪単価が高いイメージがありますが、

2×4工法は、最も安い工法の一つなので、コスト面でのメリットはあると思います。

ただ、商品の種類が31もあります。全種類の名前をあげてもいいのですが、

ここまで多いと私も訳が分かりません、、、(笑)

ただ、個人的な意見としては、2×4工法はお勧めできません。

2×4工法は、世界でも有名な工法ですが、北米で生まれた工法のため

日本の建築で最も大切な、四季、高温多湿に対しての対策が全く出来ておりません。

木材の壁も工法として使うのですが、変形しやすい輸入材を使うので

全館空調をごり押ししてきます!

全館空調が特徴と言ってますが、設置しないと構造としてもよくないので

標準採用しているんだと思います。

ただ、外観や内装の好みで購入を考える方が多く、確かにセンスのいい家が多いです。

3.ミサワホーム

実は、ここ最近から鉄骨もやっているメーカーです。

ミサワホームは、直営ではなく代理店として個々の会社でやっているメーカーです。

フランチャイズのようなものなので、代理店によって格差があります。

営業マンの知識は、住宅メーカーの中で一番ないと思います。

しかし、設計の提案力があり、一番の特徴は何と言っても『蔵』です!!

コストも安いので、ハウスメーカーの中ではお求めやすい方だと思います。

鉄骨もあると言いましたが、まだ9割が木造のメーカーで、

鉄骨の歴史は浅すぎるので、鉄骨は検討しなくていいと思います。

ただ、最も気になるのは経営面です。

一度、事実上の倒産まで追い込まれているメーカーで、現在はトヨタホーム

傘下に入っているくらいです。

会社の安定や保証面から考えるとちょっとお勧めしづらいかもしれません。

 

木造の3社から選ぶなら私は、住友林業かなと思いますが

コスト面から他社もあり得ます。また、住友林業を購入できるなら

鉄骨もありと考えればそうとも限りません。

今回は、個人的な考えがほとんどなので参考までに検討してみて下さい!

明日は、鉄骨メーカーの違いをお伝えいたします。

 

最終的にどこを考えるかは、皆さん次第ですがお勧めメーカーだけは

しっかりお伝えするので、楽しみにしていてください!

 

 

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