マイホーム購入のトリセツ

元ハウスメーカー営業のひとりごと

相続税について!!

『死ぬ前に死んだ後のことを考えるのが、相続対策です!!』

 

どんな場合に相続税がかかるの??

 

相続税は、遺産に係る基礎控除額(課税最低限)を上回る財産(正味遺産額)を

相続するとかかります!

相続税基礎控除額は、相続人の数に関係なく定まる定額控除額と

相続人の人数によって金額が変わる比例控除額を合計したものになります。

 

相続税の「かかる」「かからない」の判定!

 

まずは、正味遺産額を求めます!

遺産総額 - 非課税財産(借金や葬式費用) = 正味遺産額

※ちなみに遺産総額には生命保険や退職金などのみなし相続税さんも含みます。

また、相続開始3年以内の贈与財産があれば、これも加算します。

ただし、贈与税の住宅取得資金の非課税措置や配偶者に居住用不動産を贈与し

2000万円控除を受けた財産は、加算されません。

 

次に、「正味遺産額」と「遺産に係る基礎控除額」に大小を比べます。

もちろんこれは、正味遺産額が大きい場合、相続税がかかってきます。

 

※遺産に係る基礎控除額 = 3000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

養子がいる場合、、実子がいれば1人まで、いなければ2人まで加算されます。

 

ちなみに、一代飛ばして孫に遺贈すると、、、

配偶者と1親等以外の人が相続する場合は、通常の税額の20%が加算されます。

寄って、孫の場合20%余分に相続税がかかります。

 

では、相続税の税額はどのようにして求めるのか?

 

例)・正味遺産総額 5億円 法定相続人が妻と子供2人で考えてみます!

1、まずは「課税遺産総額」を求めます。

 

     5億円 - (3000万円+60万円×3人) = 4億5200万円

 

2、続いて「法廷相続分に応じた取得金額」を求めます。

 

【妻】  4億5200万円 × 1/2 = 2億2600万円

【長男】 4億5200万円 × 1/2 × 1/2 = 1億1300万円

次男】 4億5200万円 × 1/2 × 1/2 = 1億1300万円

 

3、次に「下記の相続税速算表」から相続税の総額を求める。

 

【妻】  2億2600万円 × 45% - 2700万円 = 7470万円

【長男】 1億1300万円 × 40% - 1700万円 = 2820万円

次男】 1億1300万円 × 40% - 1700万円 = 2820万円

 

相続税の総額 1億3110万円

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4、各人の納付税額

 

【妻】  法定相続分1/2までは  0円・・・かからない

【長男】 法定相続分1/4なので 1億3110万円×1/4=3277.5万円

次男】 法定相続分1/4なので 1億3110万円×1/4=3277.5万円

 

合計6555万円の相続税額になります! 

 

いかがでしたでしょうか、思っていた以上の金額が税金でかかると

思ったのではないですか?

ちなみに最も税金のかかるのは、贈与税です!

そのため次世代に残すことがとても大変なので、

皆さん相続税対策をしているんです!

興味のあるかたは、いつでもコメントください。

 

それでは、また明日!おやすみなさい zzz

 

 

 

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