マイホーム購入のトリセツ

元ハウスメーカー営業のひとりごと

鉄骨メーカーの違い編①

『仕事で大切なのは、何をするかじゃなく、何をしないかを決めること』

 

今日は、鉄骨メーカーについてです!

その中でもまずは、鉄骨メーカーの最王手組

積水ハウス大和ハウスヘーベルハウスを紹介します!

 

1、積水ハウス

戸建てといえば積水ハウス

と言ってもおかしくないくらい、ブランド力を持っているハウスメーカーです。

CMでおなじみ「せきす~い、は・う・す~♪」を知らない人の方が少ないのではないでしょうか?

とにかく一番の特徴は、圧倒的なシェア!また、CMなどを活用した営業力!

また、木造もやっていますが、最も鉄骨と木造を上手く使い分けてるメーカーだと思います。

商品も沢山あり、鉄骨では、ビー・サイエやISシリーズ、

木造では、ザ・グラヴィス、エム・ベルサなどが主流で人気商品です。

他のメーカーと一番違うのは、メーターモジュールと言って普通のメーカーは、

間取りを910mm単位で作るところ1000mm単位で作ります。

これは良し悪しがあり、営業マンは、廊下を広く取れるとか階段が広いとか

話をされてますが、全体的から見るとその分部屋が狭かったり、狭小地には

あまり向かないと思います。

保証に関しては、業界でもトップクラスですし、会社としての安定性も抜群です。

私のお勧め度合いとしてもトップレベルのメーカーです。

 

2、大和ハウス

大和ハウスは、なんと言っても会社の規模、多角経営による安定経営です。

戸建以外にも、マンション、流通店舗、ロボット事業、などいろんな

事業を行っている会社です。

グループ全体では、ゼネコン各社も入れて建設業界のリーディングカンパニーです!

 

もちろん家に関しても最近出てきたxevoΣという商品の性能は、メーカーの中でも

トップクラスではないでしょうか?持続型耐震性能、天井高2720mmは

目を引くものがあります!!

ただ、最近になってCMの存在感はありますが、商品のアピール下手は否めません。

一つ一つの性能をみるとトップクラスの耐久性を持っているので、技術系の仕事をされている方には人気があります!

戸建としてのイメージでは、他の会社と比べると少し弱いです。

ブランド力重視の買い物をしたい方には向いていないかもしれません。

ただ、私のお勧め度合いは積水ハウスと並んでトップクラスのメーカーです。

 

3、ヘーベルハウス

首都圏トップクラスのハウスメーカー!!

首都圏にお住まいの方はよくご存じのメーカーです。

ただ、それ以外の地域ではそんなに知られていないのではないでしょうか?

これは、会社の戦略によるものなのでいいのかもしれませんが、

首都圏のみで発揮するブランドです。

建物の性能も悪くありません。

例えば、ネオマフォームという断熱材(断熱材の中では一番性能がいい商品です)、ALCコンクリートという外壁材(耐火性がメーカートップです)など

旭化成の子会社なので、一つ一つの部材の性能はピカイチです!!

ただ、総合的にみるとちょっと違います。

ネオマフォームは、性能がいいですがコストがかかるため25mmしか使っていなかったり、ALCコンクリートは、耐火性はいいですが外壁全体の断熱性能はそれほど高くありません。

また、なぜ首都圏ばかりなのか?特に東北から北では、施工していないのはなぜか?

それは、外壁が軽量コンクリート軽石のような部材)を使っているので

水分を含みやすく構造内に入った水分が寒い地域だと凍って膨張するときに割れてしまう可能性があるからなんです。

そんななか総合点からみると少し落ちるメーカーですね。これは、保証の短さからも言えるでしょう。

私のお勧め度は、上の2社からすると少し落ちます。

 

今日は、まずこの3社を紹介しました。ご参考にしてみて下さい!

明日は、残りの3社です。

最後に私なりの採点をして皆様にお伝えしていきたいと思いますので、

楽しみにしていてください!

それでは、また明日!!

 

 

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